ねこのひたい~絵日記室<ネタバレなしの映画評?>

 ~ネタバレなしでも、読めばガッカリ~

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『ブレイブ・ワン』

ポール・カージーよさらば。

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(スーパー執筆マグナム完了)
まず、英語と数学は得意だったけど映画に疎い人にお断りしておきますが、「0」の次が「1」だからといって、『ブレイブ・ワン』は『クローズZERO』の続編ではありません。
どちらかといえば、「人造人間キカイダー」と「キカイダー01」の関係に近いかもしれません、というのは、石ノ森章太郎は詳しいけど映画に疎い人を、ギル教授の笛の音を聞いたかのように苦悩させるためのデタラメです。
むしろ、小沢が福田とスクラム組んで「バロム・ワン」に変身するかと思いきや、民主ドルゲ党に阻止された逆襲として、主犯の連中を次々と血祭りにあげるといったほうが、政治や特撮に詳しいけど映画に疎い人のご理解を得られるかもしれません。

と、ジョディ演ずる今作の主人公の名前が「エリカ」なので、朝青龍から勝ち取ったもののすぐに亀田一家に「民衆の敵」としてのチャンピオン・ベルトを奪われた「三日天下の女王」こと沢尻さんネタを絡めようかと思いましたが、どうせ他の人も書くだろうと思った挙句に、最新ネタを織り込もうとひねり出した書き出しがこんなお目汚しですみません。


9.11以降、主演した3作のいずれも「自分の身は自分で守るのよ!」な作品ばかりのジョディさん。
そんな、いかにもアメリカ合衆国的な題材にも関わらず、『フライトプラン』ではハリウッドでは無名に近かったドイツ人、今作ではアカデミー賞に輝くアイルランド人のニール・ジョーダン、といった外国人を起用しているあたりも、政治的スタンスの取り方が厭味なくらい知性派なジョディさんを見ていると、無骨で楽天的なブロンソンの時代は、遠くなりにけりであります(今作と『パニック・ルーム』はNYが舞台だし、『フライトプラン』の飛行機の到着先もNY。さらに、主役ではない『インサイド・マン』の舞台も然り根ということを重ね合わせれば、その政治的スタンスは言わずもがなでしょう)。

そんなジョディさんの『パニック・ルーム』も含めた9.11以降の主演作における「勝負時の衣装」は、タンクトップやTシャツという形状の差異はあるものの、いつも必ず黒(もしくは黒に近い濃い色)ばかり。
知性はあってもセンスなし、まさしく「天は人に二物を与えず」なのでした。


記事を書くために調べてて気付いたんですが、ポール・カージーことチャールズ・ブロンソンの「デス・ウィッシュ」シリーズの音楽って、大物が担当してたんですね。
1作目はハービー・ハンコックで、2、3作目はなんとレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジですよ。
しかも、ジミー・ペイジが映画の音楽担当したのは、その2作だけ・・・よほど映画界に懲りたってことでしょうか。
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コメント

以降

上野千鶴子に学んだかのような知性溢れるジョディさんは、9・11以降、映画選びを失敗してるような・・・。
私も「デス・ウィッシュ」シリーズを調べてたんですが、5作もあったのがびっくりですわ!
3作目以降は、「猿の惑星」同様、グダグダノようですね~。

  • 2007/11/08(木) 20:31:32 |
  • URL |
  • aq99 #OdVRyyBE
  • [ 編集]

ブロンソンよ、さらば

おもしろかったですよ。
エリカがんばれー! 
「狼よ、さらば」って観てないんですよねー。

  • 2007/11/09(金) 00:29:09 |
  • URL |
  • ボー・BJ・ジングルズ #0M.lfYJ.
  • [ 編集]

デス・ウィッシュな皆さま

aq99さま
デス・ウイッシュ・シリーズは、ダメになった頃のキャノングループらしさあふれる3作目の『スーパーマグナム』までは見た気がします。

ボー・BJ・ジングルズさま
ひと昔前は、2作目の『ロスアンゼルス』あたりがよく放映されてたんですけど、最近はやらなくなっちゃいました。
テレ東の木曜洋画劇場あたりなら、放映する可能性がなくもない、ってところです。

  • 2007/11/14(水) 13:25:16 |
  • URL |
  • にら #lcbXb0/Q
  • [ 編集]

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