ねこのひたい~絵日記室<ネタバレなしの映画評?>

 ~ネタバレなしでも、読めばガッカリ~

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それはトンカツです

『真夜中の弥次さん喜多さん』を見ました。

モトネタがどうなのか知りませんけど、ホモセクシャルな二人のロードムービーで始まったと思いきや、結果的に小池栄子を筆頭に鈴木ゆみ、麻生久美子、そして研ナオコといった女性がキーパーソンだったというのは、いかがなものでしょう。


「『こんなの映画じゃない』と言われれば、その通りです・・・云々」

うろ覚えで申し訳ないのですが、宮藤氏がある新聞のインタビューで上記のように答えていた気がします。
なんだかとっても謙虚にも思えますが、よく考えたらどんなに酷評されたってそれが逃げ口上になるわけです。どういう事情があったにせよ、監督という役目を引き受けたのであれば、自らが口にしてはいけないんじゃないでしょうか。
もちろん、必ずしも新聞記者が本人のコトバを正確に採録しているとも限らず、そもそもこちらの記憶も曖昧なのでそんな記事が実在したのかすら怪しいんですけど。

なにが映画かということに関して宮藤氏がどんな定義をしているのかはわかりませんが、形而上的に定義づけるなら、金銭と引き換えにしてスクリーンに投影された映像を不特定多数に提供するという形式であれば、その作品がどれほど不出来であろうと<映画>と呼んで差し支えないと思います。
それに対し、金銭と引き換えに豚肉をパン粉で包んで揚げたものが提供された場合、人はそれを<トンカツ>と呼び、<映画>と呼ぶのはためらわれます。しかし、「トンカツだけが2時間延々と映っている」映像だけが提供されたら、それは<トンカツ>ではなく<映画>と呼ばれます。
それでは、人々が見守る中、「料理人たちが競い合うようにトンカツとエビフライを揚げる」行為の映像は、なんと呼べばいいのでしょう。
もちろん<どっちの料理ショー>です。
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