ねこのひたい~絵日記室<ネタバレなしの映画評?>

 ~ネタバレなしでも、読めばガッカリ~

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『ハイド・アンド・シーク~暗闇のかくれんぼ』

物語【母の自殺以来、心を閉ざした9歳のエミリーは、心理学者の父デビッドとともにニューヨーク郊外へ引っ越した。デビッドはエミリーに友達を作るように仕向けるが、エミリーは誰にも心を開くことはなく、見えない友達「チャーリー」とだけ遊ぶようになる。戸惑いながらも、エミリーの空想を静観することにしたデビッドだが、やがてチャーリーの存在は、彼らの生活を脅かしていく。娘を救うため、デビッドはエミリーの心の闇を解明しようとするが…。】

「ラスト15分間の息もつかせぬどんでん返しの連続」の「シックスセンスを越える超感動スリラー」で「決して結末は人に話さないでください」とのことなので、「goo」の文章をそのまま引用させていただきました。
05042701.gif
さらに続けます・・・けど、オチは明言しないので、安心したり、ガッカリしないでください。

なんで60過ぎのデ・ニーロが、10歳そこそこのダコタ・ファニングの祖父じゃなくて、父親役なの?という疑問をよく目にしますが、50代で子供が生まれたなんて現実にもよくあることですし、イーストウッド翁のように60代って例もあります。それに「歳をとってからの子供は溺愛されがち」とよく言われますし、まんざらミスキャストでもないでしょう。奥さん役のエイミー・アーヴィングは映画では何歳なのかはっきりしていませんが、実年齢ではデ・ニーロより10歳年下とのこと。そのあたりももしかしたら死の原因なのかもしれません、ってかなり強引ですけど。それに、デ・ニーロがどんな役でも引き受けるのは、もちろん台所事情もあるんでしょうけど、『タクシー・ドライバー』から『アナライズ・ミー』の2例からもわかるとおり、今回に限ったことじゃありません。そういえば娘を溺愛するあまり過剰防衛する『ミート・ザ・ペアレンツ』の父親役もデ・ニーロでした。

それはさておき、なにはともあれやはり、「ハリウッドの安達祐実」ことダコタ・ファニングでしょう。
『アダムスファミリー』のクリスティーナ・リッチを髣髴とさせる、ゴスロリ顔です。安達祐実で言えば『家なき子』かどうかは知りませんが、不幸がペッタリ張り付いてます。
中でもとりわけ、瞳がスゴイことになってます。母親の死を目撃したときの開きっぱなしの瞳孔も怖いんですけど、次のカットで、施設にいるダコタ嬢がボーッと一点を見つめる目はキュッと瞳孔引き締まってて、その蒼い虹彩がなんとも病的で怖い。
瞳孔を開かせるには照明を弱くして、瞳孔を閉じるには強いライティングをすればいい。と瞳孔の開閉する原理はいたってシンプルですが、光が弱すぎればフィルムに映りません。
まさか、CG?それとも、クスリでも使ってる?

そんなダコタ嬢演ずる無愛想なエミリーに向かって、登場する大人たちは男女を問わず「かわいい娘さんだねぇ」って言うんですが、その表情の微妙さが、これまた怖い。そんな顔したやつらになんか、ウチの敷居をまたがせたくないし、ウチの子にさえ近付いて欲しくないですね。
とは言うものの、男性に対しては警官であろうとガードが固いのに、女性はあっさりウチに招き入れちゃいます。ま、例の「見えない友達」はチャーリーって男性名だし、ヤモメの身だし、ということで女性に甘くなりがちなデ・ニーロの気持ちもわかる気がします。でも、買い物の途中で会っただけの素性のよくわからないエリザベス・シューの訪問なんか許しちゃいけません。
『インビジブル』でもどこか野心家めいたというか、腹にイチモツ持っていそうというか、はっきり言えばエリザベス・シューのあの顔が苦手というか。とにかく、エリザベス・シューが二人のもとを訪れた後、とんでもないことが起こるのは、ウィレム・デフォーにちょっと似てるあの目つきやアゴのラインのせいに違いありません。

前述のように、この映画はラストが肝なので、ストーリーを追って書きたくなる気もわかりますけど、そうじゃない切り口もあるよというわけで、ちょっと凝ったタイトルバックについて。
出演者やスタッフの名前が出ると、綴りの一部分が赤く光って、いろんな単語が浮かび上がるんです。例えば、編集のジェフリー・フォード(Jeffrey Ford)の場合、彼の中に隠れていて普段は気づかない別の意味を持つ単語「RED」という綴りだけが光るといった具合です。つまりタイトルバックからすでに「かくれんぼ」ってことですが、他にも「CAT」や「MAN」といった内容と繋がっているような単語も出てきます。

「かくれんぼ」といえば、隣の家を覗く『裏窓』や、シャワーカーテンの『サイコ』もチラチラ見え隠れ。でも、望遠鏡まで持ち出すのはちょいと無理があるんじゃない?


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コメント

こんばんは!

TBとコメントありがとうございました(^^)

ダコタは安達祐実だと私も思います(笑)
いえ、誰もが思っている事でしょう!

も~にらさんのレビューに爆笑ですよ!!!

>男性に対しては警官であろうとガードが固いのに、女性はあっさりウチに招き入れちゃいます。

↑これめっさウケました!笑いが止まりません♪

ところで隣人の悩みって何だったのでしょう?
『まさか主人があんな事を……』この説明無かったのがかなり気になっています。(一体どんな事をしでかしたんだ!)

  • 2006/01/18(水) 18:56:40 |
  • URL |
  • 稲葉 #-
  • [ 編集]

稲葉さま

隣人の悩み・・・うーん、これも記憶が曖昧になってるなぁ。

近所のレンタル店で、新作割増シールが「もういいかーい」と外されて1週間レンタルが「もういいよー」となってから、再確認してみようかな。

てなわけで、コメントありがとうございました。

  • 2006/01/19(木) 09:26:19 |
  • URL |
  • にら(ハイド&管理人) #lcbXb0/Q
  • [ 編集]

安達祐実

え~?
安達祐実だと、将来大成しない、
という事ですか?? うへ、、

  • 2006/01/19(木) 11:07:18 |
  • URL |
  • 猫姫少佐現品限り #-
  • [ 編集]

猫姫さま

将来のことはわかりませんが、今のところ、黒田アーサーが狙ってることだけは確実です。

デ・ニーロやティム・ロビンスといった年上男性に狙われがちなダコタちゃんが可哀相ですけど、きっと彼女ならこう言うに違いありません。

「同情するならカネをくれ」

  • 2006/01/19(木) 14:24:43 |
  • URL |
  • にら(暗闇の管理人) #lcbXb0/Q
  • [ 編集]

子供のかくれんぼに付き合うつもりで

さるおです。

> 気付いてないフリして楽しむ映画

ぐわぁー!で、できませんでした。

> 「ハイド&ガクト」の出演した和製吸血鬼映画

これは何ですか?ぐわぁー、知らなくてごめんです。

  • 2006/02/15(水) 07:05:25 |
  • URL |
  • さるお #7SMSw2C6
  • [ 編集]

さるおさま

ぐわーぐわーと、一度ならず2度までも叫ばせてしまって申し訳ありません。
「ハイド&ガクト」の件は、さるおさまの記事にコメントしておきました。

  • 2006/02/16(木) 15:55:55 |
  • URL |
  • にら(ハイド管理人) #lcbXb0/Q
  • [ 編集]

ツキノコ(ツチノコみたいだな)

さるおです。
『ムーンチャイルド』、聞いたことあります!(大威張り)
月の子って、『THE NEVERENDING STORY』みたいだなーっと思った記憶があります(そんなですみません)。

> ハイドの160センチ以下な背の低さ。

ハイドさん、小さいですね。可愛いです。

  • 2006/02/18(土) 19:00:21 |
  • URL |
  • さるお #7SMSw2C6
  • [ 編集]

さるおさま

先日、トイザラスで、ハイドによく似たフィギュアが並んでたので、手にとってみたら「ミクロマン」でした。
その横に、元X-ジャパンのボーカルTOSHIのフィギュア、と思ってよく見たら、ミクロマンの敵キャラ「アクロイザー」でした。

  • 2006/02/21(火) 16:13:27 |
  • URL |
  • にら(ハイド販売人) #lcbXb0/Q
  • [ 編集]

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