ねこのひたい~絵日記室<ネタバレなしの映画評?>

 ~ネタバレなしでも、読めばガッカリ~

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「ビッグ・バウンス」

当ブログにおける最近の記事のいくつかが、はじめは映画のことを書いてたつもりが、いつの間にやら女優への邪な感情で埋まってました。
そこにはそれなりの理由がなくもないんですが、とりあえず反省して、今回はサラ・フォスター嬢の挑発にメロメロ、とノッケから欲望まるだしで始めさせて頂くことにします。

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それなりの理由というのは、つまらない映画だと悟られないためだとか、ちゃんと分析する気がないというより能力が無いことを悟られないためだとか、映画だけじゃなく普段からそんな目で世の中を見てると悟られないためだとか、自販機で120円の缶コーヒーを買ったとき百円硬貨1枚と10円7枚入れて50円硬貨でお釣りが出ると思ったのに10円が5枚出てきたとか、返却口からそれを取り出そうとしたら1枚落ちて自販機の下に転がってしまったとか、それを拾おうと座り込んでちょっと振り向いて見ただけの近くを通った女子高生にスカートの中を覗いたと言いがかりをつけられてカバンでしこたま殴られたとか、見て殴られるならまだしも見てもないのに殴られては納得がいかないので次に通る女子高生のは見てやろうとそのままの姿勢で2時間座り続けた結果、見えたのは散歩中に電柱にオシッコをする犬の恥ずかしい部分だけだったとか、それを不審に思った飼い主が犬をけしかけてきたので自販機の下の10円を拾わずに逃げたとか、しかもコーヒーすら取り出し口から出さぬままであとは悲しみをもてあますだけだったとか、そんな弱り目に祟り目の目で見たサラ・フォスター嬢のビキニ姿が太陽のように眩しかったからとかです。

そんなアルベルト・カミュと久保田早紀が溶けあった妄想はさておき、の意味がよくわからない場合はお父さんお母さんに聞いてみよう。あるいは日本のことも詳しい外国人セイン・カミュに訊くのはいいけど、ウェンツ瑛士に訊くようなマネは、危ないからよいこのみんなはマネしないでください。
『ゲット・ショーティ』や『アウト・オブ・サイト』のエルモア・レナード原作の映画化だという今作は、ふらりとハワイにやってきた「異邦人」オーウェン・ウィルソンが繰り広げるというか巻き込まれるコン・ゲームのおはなし。
そこに『郵便配達は2度ベルを鳴らす』のような悪女モノの要素が加わっているものの、舞台は常夏の島ハワイに変えられているおかげで、明るく軽く愉快な仕上がり。サラ嬢も露出が大盛りツユダクのタマゴとみそ汁お新香付き「うまい、やすい、はやい」になってます。ホントです。
私生活も冴えないんじゃないかと勘違いしてしまうくらい冴えない役のチャーリー・シーンを、サラ嬢が達者なおしゃべりでケムに巻きつつ(うまい)、尻軽ですぐ落ちそうな女に見せて(やすい)、サッサと追い払っちゃう(はやい)、そんな場面でご確認ください。

サラ嬢はほとんど新人らしいんですが、それをサポートする男優たちが、先述の2名のほかにも、モーガン・フリーマン、ゲイリー・シニーズ、一瞬だけのハリー・ディーン・スタントンとなかなか豪華です。
そういえば、ピアスしてるモーガン・フリーマンにお目にかかるのは、アル中弁護士を演じた『ハイ・クライムズ』以来でしょうか。

それにしてもフリーマン、チョイ役だったり、声だけだったりのこともありますが、精力的に映画に出ています。たまたま公開時期が重なっただけかもしれませんけど。
しかもその作品群を並べると、かつては大統領役までこなしてましたが、最近は決してセレブとはいえない役どころばかり。たまに社会的地位の高い人を演じることもありますが、その場合はほとんど悪役です。
それが決して製作サイドからのオファーではなく、「エライ人」役にうんざりしているフリーマンの恣意的な選択なのは『ドリーム・キャッチャー』を見ればわかります。その作品では、生物学的汚染の拡散を防ごうとヘリコプターを乗り回す軍人という『アウトブレイク』そっくりの役を演じてます。その志はそっくりですけど、結果としての行動は完全に狂ってます。それはまるで、「笑う」という感情が理解できないというより、そもそもそんな感情が存在することすら知らないと思われるウォルフガング・ペーターゼン監督を揶揄して、観客を笑わせようとしているかのようです。
だってヘンだもの、ドナルド・サザーランドというより村山元首相みたいにフサフサな付け眉毛を、ドロロンえん魔くんが妖怪を察知したときみたいに、ピンと上向きにしてるフリーマンの顔。

そんなフリーマン個人の映画に対する真摯な取り組みは素晴らしいのですが、それにおんぶに抱っこしてるハリウッドの、役者の層の薄さが気になります。サラ嬢みたいな若い娘さんなら次々出てくるんでしょうけど。
ストーリーもマンガやリメイクばかりだし、使える役者も少ないとなると、CGを使った派手なビジュアルに頼らざるを得ないっていうのは、使われるCGにとってもなんだか悲しい悪循環です。


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  • 2006/05/18(木) 17:37:24 |
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