ねこのひたい~絵日記室<ネタバレなしの映画評?>

 ~ネタバレなしでも、読めばガッカリ~

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「ワイルド・スピード×2」

前作の『ワイルド・スピード』は見てないのに、続編のこちらだけをレンタルして見ました。
なぜって、もちろん『シン・シティ』のデヴォン・青木嬢が出てるから。

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原田知世だの、薬師丸ひろ子だの、山口百恵だのというアイドル目当てで映画を見るという習慣は、かつての日本にはあったんですから、それは決して恥ずかしいことではないと胸を張って言いたいところですが、そんな時代は終わってます。
かつてのアイドルは内面も私生活も求められない「神話」のような存在でよかったんですけど、その神話がほぼ崩壊してしまっては、ただのアイドルは存在を許されません。いまやアイドルは、「バラドル」という略称も懐かしいバラエティー・アイドルやグラビア・アイドルといったジャンル別の冠をつけないと成立しないのです。そこには過去のアイドルの内面や私生活を暴露することを主な仕事にしている「元・アイドル」というカテゴリも加わり、あだ花で彩を添えています。
日本におけるアイドル神話の崩壊は、角川春樹氏の周落とほぼ同じ曲線を描いてるわけですが、その頃かろうじて「アイドル」たり得たのは、中国返還前の香港映画女優と日本のアダルトビデオ女優だったのは、バブルな時代の象徴かもしれません。しかしそれも、ウォン・カーウァイと飯島愛の隆盛と共に終焉してしまいました。いまだ「アイドル」の聖域を保持しているのは韓国の俳優ですけど、それも柴崎コウの暴かれざる過去と同じくらい崩壊の危機にさらされてると思ってます。

そんな時代ゆえ、ひとりの女優目当てで映画を見るというのは、ものすごく勇気が要ることなので、映画館で働く人も、レンタル店で働く人も、そういうお客さんを見かけたら少なくとも5分間のスタンディング・オベーションで迎えて頂きたいものです。もし自分が映画館やレンタル店で責任ある立場の人間だったら、そのような歓迎をお望みのお客さまには、丁重に平手の2、3発でも食らわしたあと、首の後ろをつまんで外に放り投げて、ここにはとても書けないコトバで口汚く罵ってツバ吐きかけてやります。

たかが、1作目を見てないのに顔中ソバカスだらけの小娘が出ているその続編だけを見た理由を説明するためだけに、なにも独断によるアイドル私観史まで持ち出す必要があるのか自分でもよくわかりませんが。まぁ要するにですね、日本での公開時期もほぼ同じ、主役も同じポール・ウォーカーで、自動車がらみの話という点も同じだけれど、ロードショー規模が小さかったため近所でやってなかった『ロード・キラー』という映画はわざわざ遠くの映画館まで見に行ったのに、その1/10の移動時間で済むのに見に行かなかった『ワイルド・スピード』には、よほど触手を動かされなかったのだとお察し頂ければ結構です。

さて、『シン・シティ』ではエキゾチックでエキセントリックな殺しのエキスパートなだけでなく、血エキやら粘エキ状のタールやらで、全身はもちろん顔まで文字通り<エキ>まみれだったデヴォン・青木嬢と書くと、育ち盛りの男子中学生諸君ならゴハン3杯くらいたいらげるオカズと勘違いするんじゃないかと心配です。
間違ってこの記事を読んだ男子中学生諸君が、炊飯器を抱えて映画館前に行列を作るという恐ろしい光景を想像してみましたが、よく考えたらチケット売り場でR-15指定だからと断られた彼らがガックリ落ち込むという面倒くさい光景まで想像しなくてはいけません。
そこで、人生の先輩からのアドバイスですが、『シン・シティ』はあきらめて『ファンタスティック・フォー』で満足しなさい。もしデヴォン嬢が気になるのなら今作をレンタルして妄想をかきたてなさい。人生の先輩はもっといろんな想像で忙しいので、余計な心配をかけさせないで下さい。

てなわけで、やっと今作の話題に入ります。
今作を見て驚いたのは、レースクイーン程度の扱いじゃないかと思ってたデヴォン嬢が、主人公をサポートする友人というそれなりに重要な役を演じていたということよりも、しゃべってたということです。その出演シーンは物語にとって必要なものですが、その都度露出される肌はどう考えても物語としての必要以上です。こちらの欲望には見合ってはいますが。
首から下だけだったらデヴォン嬢だろうと誰だろうといいんじゃないか、と言われないように、オープニングでは、街中を疾走する車を運転するという首から上しか映らないシーンもこなしています。

とはいうものの、確かにデヴォン嬢はすらりとした肢体の持ち主ではありますが、凹凸が少なめでそちらをお求めの向きにはやや不満が残るかもしれません。そんな方は、吹替版でデヴォン嬢に声をあてている小池栄子さんの肢体と置き換えてみてはいかがでしょうか。
簡単なのは、お好みのポーズをとってる小池さんの写真を切り抜き、デヴォン嬢の上にあてがう方法。おおむね15分くらいでうんざりしてきます。うんざりする前に家族に見つかりうんざりされる可能性もあります。

またしてもちゃんとしたこと書いてない、と読んでるあなたもうんざりなら、書いてるこっちもうんざりさ、と軽く逆ギレしてそろそろシメに入ります。

今作についてネットで検索してたら、デヴォン・青木嬢が今作と『シン・シティ』の間にもう1本出演している、日本では劇場未公開ながらDVDが発売された作品がありました。しかも、主演は前回ご紹介した『ビッグ・バウンス』のサラ・フォスター。

  『恋のミニスカウェポン』

詳細を調べる気にもならないほど素晴らしい日本語タイトルのこの作品を、いつか見ようという考えただけで、一週間くらいは生きる希望が沸き起こり、4日くらいはゴハン3杯食べられそうです。


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コメント

4日でゴハン3杯とは少食です(笑)
『恋のミニスカウェポン』ですかー…なんだか『…ポン』という響きに心躍ります。『ポン!』と勝手に“!” をつけたくもなりますね。
デヴォンを栄子で、ポン!
デヴォンにサラに、ポン!
三浦理恵子が紛れてませんか。
…今度はまともなコメント残せるように頑張ります。

  • 2005/10/14(金) 19:48:54 |
  • URL |
  • たみお #-
  • [ 編集]

たみおさま

先日、近所のレンタル店に行ったら、新作で100円UPだったにも関わらず、貸出中でした『恋スカポン』。
ちなみに、小池さんのDVDも貸出中でしたが、それが「飢ぇポン!」な同一犯による犯行なのは明白です。

新作なので7日連続の外泊でないことが救いといえば救いですが、もしそのDVDが我が子だったとしたら、1泊2日すら許さないばかりか門限は日の入り厳守です。

  • 2005/10/20(木) 00:58:04 |
  • URL |
  • にら(管理人) #lcbXb0/Q
  • [ 編集]

ミニスカ

うぁぁ・・・恋のミニスカ
マイケル・クラーク・ダンカンまで出演してるじゃないですかぁ~
彼がデヴォン青木嬢を肩車するような光景が目に浮かびますね。
俺も借りよっと。
恋のミニスカポリス

  • 2005/10/20(木) 13:06:14 |
  • URL |
  • kossy #YaTS71PM
  • [ 編集]

kossyさま

きっと、デヴォンを助けられなかったと言ってダンカンはあの巨体に似合わず号泣しちゃうんですよ。そんな巨体に似合ってたりして、ミニスカ。
でもkossyさんの借りるやつは、ダンカンじゃなくて、スティングが出てきそう、ポリスだし。

ちなみに『ミニスカポリスの恋』と変えただけで文芸作品っぽくなるから不思議(だから、ポリスじゃないって)。

  • 2005/10/20(木) 17:05:54 |
  • URL |
  • にら(管理人) #lcbXb0/Q
  • [ 編集]

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